スイスのアルプスを眺めながらも、東京の混沌とした風景が、ふっと心を過る。
生き生きとした生命体が寄り添う広大な風景と、寂しさと哀愁が渦を巻く都会の風景が重なりあう。
コントラストの強く感じるふたつの世界観は、私の心の中で境界線が消えて曖昧になってゆく。
壊れそうな、儚いもののなかに潜む美しさに、惹かれてしまうのは何故でしょう。
大自然の力強い香りの中で、私たちの移ろいやすく弱々しい、心の不思議を改めて想う。
標高4,478mのマッターホルン。
ツェルマット(Zermatt) は、標高1,608mの山上にある街で、さらに標高4000mのアルプスの山々へ伸びる登山列車やケーブルカーの乗り口でもあります。下は、ツェルマットにあった教会。
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